本物の銀行アプリを開いたのに、偽のサイトに誘導され、IDやパスワードを盗み取られる。そんな被害が広がっています。
えっ本物なのに???
って思うでしょうが、裏で、本物の銀行アプリを開くと、本物のアプリの起動を確認して、偽画面を重ねて表示させるオーバーレイという手法が使われているようです。手口は以下。
1.偽の還付金メールの受信:最初の接触。
国税庁などを騙り、「還付金があります」「未払い税金があります」といった内容のメールが届きます。
2.偽アプリのインストール誘導:感染の起点。
メール内のリンクからアクセスし、指定されたアプリ(実際には不正な遠隔操作・情報窃取アプリ)を端末にインストールさせられます。
3.画面のオーバーレイ(上書き):巧妙な偽装工作。
端末で本物の銀行アプリを起動すると、裏で動いている偽アプリが即座に**本物の画面の上に偽の画面を上書き(オーバーレイ)し、偽のログインサイトへ誘導します。
4.認証情報の窃取:被害の確定。
ユーザーが本物だと思い込んで入力したID、パスワード、暗証番号などの重要な情報がそのまま犯人側に盗み取られます。
近年、こうしたオーバーレイ攻撃を用いた巧妙なフィッシング詐欺や不正送金被害が多数報告されています。身に覚えのない不審なメールに記載されたURLからのアプリインストールは絶対に行わないようご注意ください。